マンション管理士の三島です。今回のテーマは「縁の下の力持ちたち:大規模修繕工事を支える職人の仕事」です。
マンションの大規模修繕工事が始まると、建物は足場に覆われ、日常の風景が少しずつ変化していきます。そんな中、毎日現場で黙々と作業を続ける職人たちの姿があります。彼らは、外壁のひび割れを補修し、防水層を重ね、塗装を施すことで、建物の寿命を延ばし、住民の安心を守る“縁の下の力持ち”です。
職人の専門性と誇り
大規模修繕工事には、さまざまな専門職が関わります。足場を組み立てる鳶職人、外壁の補修を行う左官職人、防水工事の専門業者、塗装職人など、それぞれが高度な技術と経験を持ち寄って、ひとつの建物を丁寧に仕上げていきます。
「この建物は、あと10年、20年と住民の皆さんが安心して暮らせるように仕上げたい」
そんな思いを胸に、職人たちは一つひとつの作業に真摯に向き合っています。
安全と配慮の裏側
工事中は、住民の皆さまにご不便をおかけする場面もあります。騒音、臭気、通行制限など、生活への影響は少なくありません。だからこそ、職人たちは常に「住民目線」での配慮を忘れません。
たとえば、作業前後のあいさつ、掲示物による情報共有、エレベーターの養生、通路の清掃など、細やかな気遣いが現場には溢れています。高齢者や小さなお子様がいるご家庭への安全配慮も、現場では重要なテーマです。
職人の声
「住民の方から『ありがとう』って言われると、やっぱり嬉しいですね」
「自分たちの仕事が、誰かの安心につながっていると思うと、やりがいを感じます」
現場で交わされる何気ない言葉の中に、職人たちの誇りと責任感が垣間見えます。
まとめ:見えない努力に感謝を
大規模修繕工事は、見えないところで多くの人の努力によって支えられています。職人たちの技術と心意気が、マンションの未来を築いているのです。
住民の皆さまのご理解とご協力が、より良い工事につながります。そして、工事を通じて「建物を守る」という共通の目的が、管理組合・施工会社・職人・住民をつなぐ架け橋となることを願っています。
mishima
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