オフィスビル外壁改修工事例
フクダ電子ビル外壁改修工事
工事概要
- 施工期間 平成22年4月~6月
- 工事金額 1,050万
工事内容
- 仮設工事
- 外壁磁器タイル貼り替え
- 外壁磁器タイル目地シール打替え
- 外壁サッシ廻りシール打替え
- 外壁磁器タイル薬品洗浄
- 外壁磁器タイルクリアー保護塗装
- 外壁看板改修
- インターロッキング補修
- 屋上防水補修
- 鉄骨階段塗装
- 屋外階段防水工事(パライージー工法)
- 屋上配管塗装
- バルコニー外壁・軒天塗装
- バルコニー・階段廻りSD塗装
- エントランス幕板・天井塗装
- インターロッキング補修
工事に対して特に配慮した点
HPから建物の調査・診断のお申込みを頂き、屋上防水、磁器タイル、外壁目地シール、サッシ廻りシール、鉄骨階段などを調査し、2週間後に調査診断書を提出させて頂きました。
施主様としては、最近になってサッシ廻りや天井面からの漏水が発生し、今回は建物全体の改修工事に着手されるご予定でした。
建物は交通量の多い大きな道路に面しており、磁器タイル伸縮目地とサッシ廻りのシーリングの劣化が進み、一部には漏水が発生している状況でした。
特に、鉄骨造りカーテンウォールの磁器タイル面は挙動があるとみられ、多くの箇所で硬化したシールの破断・ひび割れが発生していました。
また、押し出し成型版(アスロック)に貼られた磁器タイルも一部の浮が見られ、足場を仮設後には全数の打診検査も実施しました。
比較的数は少なかったものの、大通りに面した壁面ではタイルの落下に細心の注意を払う必要が有ります。
通りに面した磁器タイルは大気汚染物質や埃・塵などで予想外に汚れが付着し、外壁の薬品洗浄に加え、磁器タイル面のクリアー保護塗装を提案させて頂きました。
磁器タイル用の保護塗料には炭酸ガス・酸性雨・凍害から目地を守り、塵や埃・カーボンなどによる汚染を低減させる働きがあり、美観も大きく向上して施主様には大変評価を頂きました。
鉄骨階段は錆の発生は少なかったものの、塗膜の変退色や塗膜剥離が見られ、全面的な塗替えとなりました。
モルタル仕上げの踊り場は防水機能が失われ、段裏にはエフロレッセンスが発しており、今回は踊場の防水工事も合わせて提案させて頂きました。
工事概要
◆ 外観
-
施工前
-
施工完了
◆ 屋上防水層
-
施工前
-
施工完了
◆ シール打替え&クリアーコーティング
-
施工前
-
施工完了
◆ 外壁
-
施工前
北面 -
施工完了
西面
◆ 鉄骨階段塗装
-
施工前
-
施工完了
◆ 階段踊場防水
-
施工前
-
施工完了
◆ 鉄骨階段塗装
-
施工前
-
施工完了
◆ 天井パネルメタリック塗装
-
施工前
-
施工完了