マンション大規模修繕工事の18年周期について

仙台市内のマンションでも居住者の高齢化に伴い、長期修繕計画の不備や修繕積立金の不足に頭を悩ませている管理組合は少なくありません。しかし、月々の徴収額の値上げや借入となると大きなトラブルにもなりかねません。 そんな資金繰りの問題を解決するのが「修繕周期18年システム」です。 現在、管理会社や設計コンサルタント主導で行われている大規模は12年周期とよく言われています。しかし、RCの建物の劣化の状況は立…

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3月16日地震の被害状況 2022.04.02

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3月16日の地震は仙台市内で震度6弱程度有りましたが、マンションの被害は昨年と異なる状況があるようです。 昨年は3度の地震が有って外壁の補修作業も進んでいる中での被害で、中には補修完了後に再び被災したケースも見られます。 現在の所、管理会社による各戸のアンケート調査を行っている状況で、詳しい被害の状況は確認されていない模様です。 昨年弊社で補修させて頂いたしたマンションの中で、雑壁の剪断クラックの…

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設計監理方式か責任施工方式か? 2022.02.22

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意外と知られていませんが、建築基準法上、大規模修繕工事という定義はありません。一般的には「大規模の修繕⇒修繕する建築物の部分のうち、主要構造物(壁、柱、床、はり、屋根又は階段)の一種以上を、過半(1/2超)にわたり修繕することをいいます。」があり、この修繕工事の場合建築確認申請が必要となります。 10年~15年に一度足場を設置し外壁の補修・塗装を施しその時に防水・鉄部塗装等も同時に施工し大掛かりな…

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タワーパーキングパレット改修工事 2022.01.05

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築25年を経過するタワーパーキングパレットの発錆・腐食が激しく、今回は5年程のパレットの延命を目的とした改修工事を行いました。 東北地方では冬季間の道路に融雪剤を使用する頻度が高い為、仙台市内のマンション機械式駐車場のパレットは前輪車止め廻りは痛み進行しやすく、今回は64台の全面的な改修工事となりました。 【改修の対策】 1. 腐食箇所の補強対策 腐食して穴の開いた箇所や鉄板の薄くなった箇所は切断…

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マンションの維持管理体制の変化 2021.11.16

マンション管理の適正化の推進に関する法律(マンション管理適正化法)の改正が発表され、マンションの維持管理体制の整備が進められています。マンション管理適正化に地方公共団体が積極的に関わる事になり、2022年度から始まる「管理計画認定制度」では、管理組合の資金計画、運営状況を評価・判断して必要に応じた助言・指導が行われようとしています。 また、「長期修繕計画作成ガイドライン」「マンション修繕積立金に関…

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ルーフバルコニー笠木廻りからの漏水 2021.10.30

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外壁タイル面からの漏水補修のため、外壁タイルとガラスブロック前面に防水材(セブンS)を塗布した結果、おおよその漏水は止まったもののガラスブロック下端からの漏水は完全には止まりませんでした。再調査を行い、2Fルーフバルコニ立上りの笠木を撤去して調査したところ、外壁タイルと笠木取合い箇所に隙間が出来ています。笠木取合い箇所のシールは経年の劣化が見られ、風の強い日などに雨水が笠木内部に侵入して水平移動し…

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マンション修繕工事の品質管理とは 2021.08.04

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マンション大規模修繕工事においての品質管理は特に重要視されていますがそれはなぜでしょうか?「品質管理」は工事における施工管理の一つですが、「工程管理」「安全管理」と並んで重要な意味を持ちます。「品質」とは、物やサービスが使用目的通りの規格を満たしている状況を示すもので、工事における「品質管理」とは、適切な部材を正しい方法で設計者の意図に沿うよう使用し、当初の計画通りに施工が行われるよう管理する事を…

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地震災害による外壁補修工事の現状 2021.07.14

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仙台市内では今年の2月 3月 5月にかけて震度5から震度6弱ほどの地震が続き、築年数が25年以上を経過している様なマンションに特に被害が生じている様です。被害の程度はがタイルの剥落や雑壁のせん断クラックなどから微細なひび割れ・欠損など様々ですが、概ね疎外保険会社の査定では梁・柱に多少の損傷が認められる場合は一部損壊の判定(満額保険金額の5.0%程度)が出ている様です。 今まで10件ほどのマンション…

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屋上防水層からの漏水 塩ビシート機械固定工法 2021.05

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賃貸マンションの屋上防水層からの漏水があり、調査の結果パラペット天端のL型アルミ押さえ金物とゴムシート防水層に隙間があり、パラペット天端から雨水が侵入していることが判明しました。ゴムシート防水層は耐用年数が10~15年程度と比較的短いため、今回は全面的な防水改修工事となり塩ビシート機械固定工法を提案させて頂きました。 塩ビシート防水工法は耐用年数が20~25年と比較的長く、紫外線による劣化が少ない…

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シングル葺き屋根カバー工法 2021.05.11

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築19年の賃貸マンション最上階の天井からの漏水があり、天井ボードを撤去の上原因を探りましたが漏水の原因は特定できず、結局シングル屋根のカバー工法を施工することとなりました。 漏水箇所は屋根に突き出ている通気管の屋根裏側からで、防水シートの損傷や隣接するEXP笠木廻りの不具合が考えられます。 アスファルトシングル屋根材の耐用年数は15~20年程度と考えられますが、今回は既存の下地材や屋根材を撤去せず…

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