分譲マンション大規模修繕施工事例
プラウド長町ディアージュ大規模修繕工事 2023年3月竣工
- 分譲マンション大規模修繕施工事例
- マンション震災復旧工事例
- 竣工日
- 令和5年3月 工期 9ヶ月間
- 発注者
- プラウド長町ディアージュ管理組合様
- 建物名
- プラウド長町ディアージュ
- 所在地
- 仙台市太白区長町
- 構造・規模
- RC造り 地上11階
- 築年数
- 14年
- 総戸数
- 26戸
その他にも外壁タイルのひび割れ・欠損・浮きの数量が大幅に増加し、タイル張替えは詳細な調査により実数で19000枚以上となり、大幅なタイル補修金額の増額と工期の延長の承認を頂きました。
工事期間中は雑壁の復旧の際型枠を組んだグラウト充填工法が必要な為、バルコニー側の居室内には作業の為仮間仕切りが必要となり、居住者様には各世帯とも4ヶ月間程は大変なご不便をお掛けする事になりました。グラウト充填工法の場合には傷んだ雑壁は撤去する必要が有るため、斫り作業に伴う騒音と粉塵の発生が伴いますが、お陰様で今日従者様のご理解とご協力を頂き、行為はスムーズに進んで予定内の工期と金額で完了する事が出来ました。
また、北面バルコニーサッシ枠の歪みによる開閉不良や隙間が生じ、サッシのカバー工法と枠の再溶接で対応しての復旧となりました。サッシカバー工法は事前の調査と寸法をもとに図面を作成し、メーカー発注後の1ヶ月半後に部材が納品され、取付工事の際は1世帯当たり 2ヶ所/日のペースで作業でした。
その他、屋上防水とルーフバルコニーの露出アスファルト防水層は経年劣化と一部の漏水の発生により、アスファルトトーチ工法による全面改修とし、バルコニーの床を側溝・巾木ウレタン防水と防滑塩ビシート貼りとしました。比較的劣化が少ない共用廊下の床は側溝・巾木のみウレタン防水とし、モルタルの避難階段は現状維持としました。共用廊下やバルコニーの雑壁には顕著なひび割れ・欠損が生じ、通常の工法以外には一部に無収縮モルタル(グラウト系)で修復し、タイル伸縮目地・サッシ・鋼製建具周りシールは打替えとしました。
外壁・軒天塗膜と鉄部塗膜はチョーキングが進み、鉄部は一部に発錆が見られますが腐食箇所は無く通常の塗装仕様で問題は有りませんでした。工事費の増額と工期の延長により管理組合様にとっては大きなご負担となりましたが、定例の打ち合わせ会議では迅速かつスムーズな進行でご指示を頂き、お陰様で当初の計画通りの施工を完了させて頂き感謝申し上げます。
【施工内容】
- 仮設工事
- 下地・タイル面調査・マーキング
- 下地補修(クラック、浮き、爆裂、欠損)
- 雑壁剪断クラック補修 (グラウト充填工法)
- サッシカバー工法
- サッシ枠調整 (鉄筋再溶接)
- 外壁タイル浮き注入・張替え
- 外壁タイル薬品洗浄
- 外壁・手摺壁塗装
- 共用廊下外壁・軒天塗装
- バルコニー外壁・軒天塗装
- 避難階段外壁・段裏塗装
- 共用廊下鋼製建具塗装
- 玄関三方枠塗装
- 竪樋・隔て板塗装
- 駐輪場屋根・ゴミ置き場外壁塗装
- エントランス前外壁石目調塗装
- バルコニー床長尺塩ビシート貼り
- バルコニー・共用廊下側溝ウレタン塗膜防水
- バルコニーサッシ廻りシール打替え
- 屋上防水(アスファルトトーチ工法)
- ルーフバルコニーウレタン塗膜防水
- 外壁タイル目地シール打替え
- 外壁サッシ廻りシール打替え
- バルコニーサッシ廻りシール打替え
- バルコニー・廊下側居室内仮間仕切り
- EVホール床補修・塩ビシート補修貼り
- エントランス内床タイル張替え
- エントランス内大理石張替え
- エントランス内壁タイル撤去・塗装
- 網戸張替
- 共用廊下・バルコニー床清掃
- バルコニーサッシ・出窓ガラスクリーニング
工事の概要
工期 令和4年6月1日~令和5年3月31日
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施工前
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施工完了
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施工完了
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施工完了
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施工完了
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