分譲マンション大規模修繕施工事例

エトワール古川大規模修繕工事 2025年3月竣工

エトワール古川大規模修繕工事 2025年3月竣工イメージ


竣工日
令和7年3月 工期 7ヶ月間
発注者
エトワール古川管理組合
建物名
エトワール古川
所在地
宮城県大崎市古川季埣字前田38-1
構造・規模
14階 
築年数
26年
総戸数
96戸

 

【工事の概要】

  • 仮設工事
  • 下地・タイル面調査・マーキング
  • 下地補修(クラック、浮き、爆裂、欠損)
  • 外壁タイル浮き注入・張替え
  • エントランス前床タイル張替え
  • 外壁タイル薬品洗浄
  • 外壁・手摺壁塗装
  • 共用廊下外壁・軒天塗装
  • バルコニー外壁・軒天塗装
  • 避難階段外壁・段裏塗装
  • 共用廊下鋼製建具塗装
  • 配管ラッキング塗装
  • ガラスサッシ清掃
  • 玄関三方枠塗装
  • 竪樋・隔て板塗装
  • タイル伸縮目地シール打替え
  • 外壁打継目地シール打替え
  • 共用廊下スリット目地打替え
  • 鋼製建具廻りシール打替え
    エレベーター扉・枠ダイノックシート貼り
  • 屋上・塔屋アスファルト防水層保護塗装
  • バルコニー床 側溝・巾木ウレタン防水
  • 共用廊下床 側溝・巾木ウレタン防水
  • 避難階段床塩ビシート貼り・側溝・巾木防水
  • 各戸鳩除けフック取付け

【施工の際の重要なポイント】

 

築26年の建物で12年前に第1回目の大規模修繕工事が行われましたが、外壁タイル面の漏水・ひび割れ・浮きが広範囲に見られました。また、共用廊下・避難階段の軒天部の漏水に伴う塗膜剥がれが顕著に見られ、原因はひび割れによる側溝溝・巾木のウレタン塗膜防水層切れによる漏水で、避難階段は地震によるひび割れにより漏水が拡散したものと思われます。

基本的には宮城県で4年前に起きた大きな地震による被害が直接的な原因ですが、加えて、第1回目の大規模修繕工事の施工品質に問題が有ったものと考えられます。適正な下地補修が行われていればこれ程の損傷には至らないと思われますので、建物の資産価値にも影響を及ぼしかねない為、躯体の状況を適正に保つ事の重要性が良く分かる事例とも言えると思います。

施工は追加工事が加わり工期も延長となり、気象条件の厳しい1月~3月にかけての工事は遅延しがちでしたが、今日従者様のご理解・ ご協力を頂き、トラブルや事故もなく完了する事が出来ました。 多大なご尽力いただきました理事長並びに理事の皆さまには深く感謝申し上げます。

【施工前】

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

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施工前

【作業の状況】

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欠損部補修

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タイル補修 (張替え・浮き注入)

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塗膜脆弱部補修

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ひび割れ エポキシ樹脂注入

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漏水箇所欠損・塗膜剥がれ補修

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ひび割れ・欠損部補修

【施工完了】

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施工完了

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施工完了

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施工完了

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施工完了

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施工完了

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施工完了

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施工完了

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施工完了

 

 

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