分譲マンション大規模修繕施工事例
サンデェル名取震災復旧工事
- 分譲マンション大規模修繕施工事例
- マンション震災復旧工事例
- 竣工日
- 平成26年2月
- 発注者
- サンデェル名取管理組合
- 建物名
- サンデェル名取
- 所在地
- 宮城県名取市
- 構造・規模
- 鉄筋コンクリート造 地上10F 1棟
- 築年数
- 7年
- 総戸数
- 39戸(一部損壊評価)
工事概要
- 施工期間 平成25年11月~26年2月
- 工事金額 1,650万(消費税を含む)
工事内容
- 仮設工事(くさび型足場)
- 外壁タイル下地補修(ひび割れ・欠損)
- 外壁タイル張替え・浮き注入
- 避難階段下地補修(ひび割れ・欠損)
- 廊下外壁下地補修(ひび割れ・欠損)
- 開放廊下外壁塗装
- 避難階段下外壁塗装
- バルコニー外壁下地補修(ひび割れ・欠損)
- バルコニー外壁塗装
- エントランスホール内大理石張り替え
- エントランス内塗装
- エントランス屋根ウレタン塗膜防水
- タイル及びガラスクリーニング
- 自販機配線工事
工事に対して特に配慮した点
今回施工させて頂いた分譲マンションですが、当初は管理組合様が元施工のゼネコンさんに調査・診断をお願いし、施工もスタートするばかりとなっていました。
しかし、ゼネコンさんの倒産という事態となり、急遽、弊社にお話を頂いてご成約を頂く結果となりました。
入居者様としては計画が長引いた事によりもう待てないという理由もあり、ご成約直後に着工となりました。
今回は共用廊下・階段室・バルコニーの外壁・手摺壁(内部のみ)の工事範囲の為、仮設昇降階段を3面に仮設してバルコニー内に入り、隔て板の下のみ外して仮設の隔て板を取付けて作業を進めます。
仮設の隔て板を設置すると作業する側の負担は増えますが、何より、入居者様のプライバシー確保が優先されるため、無くてはならない工事項目と言えます。
実際、入居者様には大変ご好評を頂きました。
施工に際して苦労した点は風の対策で、メッシュ養生をしていないので風の強い日は飛散の問題があって施工に適しません。
従って、風の強い日には北・西面の作業を中止して南面の下層階を施工するなどの工夫が必要でした。
施行に当っては入居者様からのご協力とご理解を頂き、これといった事故やトラブルもなくスムーズに施工を完了する事が出来ました。
厚く御礼申し上げます。
工事概要
◆ バルコニー外壁
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施工前
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施工完了
クラック・欠損補修
◆ 北面外壁
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施工前
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施工完了
◆ パラペット立上り
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施工前
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施工完了
クラック注入
◆ 南面バルコニー
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施工前
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施工完了
クラック注入
◆ 北面エントランス屋根防水層
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施工前
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施工完了
◆ 共用廊下雑壁
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施工前
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施工完了
クラック エポキシ樹脂注入
◆ エントランス大理石
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施工前
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施工完了
◆ 共用廊下
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施工前
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施工完了
施工状況写真
架設昇降階段(メッシュ養生共)3面に架設
南面バルコニー 飛散防止用ネット(移動式)
南面バルコニー クラック調査・マーキング
共用廊下雑壁 クラック注入状況
南面1階 モルタル浮き補修
北面外壁磁器タイル 斫り(ハツリ)作業
エントランス前 床磁器タイル張替え状況
南面バルコニー 足場解体前検査