分譲マンション大規模修繕施工事例
支倉パークマンション大規模修繕工事
- 竣工日
- 平成29年6月20日
- 発注者
- 支倉パークマンション管理組合
- 建物名
- 支倉パークマンション
- 所在地
- 仙台市青葉区広瀬町2-8
- 構造・規模
- 3F
- 築年数
- 36年
- 総戸数
- 11戸
工事概要
- 工事期間 平成29年3月2日~6月20日
- 工事金額 1820万
工事内容
- 仮設工事
- 下地補修(クラック、浮き、爆裂、欠損)
- 外壁磁器タイル浮き注入・貼替え
- 外壁塗装(共用廊下・バルコニー・車路)
- 外壁タイル目地シール打替え
- バルコニーサッシ廻りシール打替え
- 妻側外壁・サッシ廻りシール打替え
- 共用廊下鉄部塗装
- 屋上鉄骨階段塗装
- バルコニー手摺塗装
- 屋上防水改修(部分補修・保護塗装)
- バルコニー側溝・巾木ウレタン防水
- バルコニー塩ビ防滑シート貼り
- 竪樋・隔て板塗装
- 外構廻り鉄部塗装
- 磁器タイルクリーニング
- ガラスクリーニング
- ゴミ置き場改修
工事に対して特に配慮した点
平成14年の第1回目大規模修繕工事よりお付き合いを頂き、この度、第2回目の大規模修繕工事を特命にてご指名を頂きました。
その間、屋上防水改修工事や鉄部塗装工事など、単体の修繕工事が続いて永いお付き合いを頂いています。管理組合様のご関心事としては、長期に渡ってこの建物の修繕を継続することで、長く住み続けるための安全・安心の確保・資産価値の維持という点に有ると思います。
特に、劣化の進行が早い防水層や発錆の進みやすい鉄部は定期的な点検と修繕が欠かせません。築30年を経過するマンションはその傾向がより強く、長期的な修繕計画と資金計画は重要な要素です。また、入居様の共有された意識の高さは日々の建物管理にも反映され、建物の寿命にも影響を与える重要な要素となっています。よくマンションは「管理を買え」と言われていますが、この管理組合様では小規模ですがその点が良く周知されているとう点が挙げられます。
震災の影響は比較的軽微で、外壁タイルは想定範囲内のタイル浮き補修・ひび割れや欠損の張替えにとどまり、屋上防水層もアスファルトルーフィングの部分補修で対応となりました。しかし、前回の大規模修繕工事で未施工となっていたバルコニーのウレタン塗膜防水ですが、床が狭いため全ての室外機を撤去することになり、予定外のご負担をお願いする結果となりました。
漏水で塗膜が剥れた軒天部もきれいになり、外壁タイルも薬品洗浄で見違えるように美観を取り戻すことが出来ました。理事長様には感謝のコメントを頂き、入居者様の御理解とご協力に感謝申し上げます。
工事概要
◆ 全体
-
施工前
-
施工完了
-
施工前
-
施工完了
◆ 屋上防水
-
施工前
-
施工完了
◆ 軒天部
-
施工前
-
施工完了
◆バルコニー床・手摺壁タイル
-
施工前
-
施工完了
-
施工前
-
施工完了
◆ タイル目地シール
-
施工前
-
施工完了
◆ エントランス内壁タイル
-
施工前
-
施工完了
◆ 外構
-
施工前
-
施工完了
-
施工前
-
施工完了
補修の状況
足場架設状況(北面)
足場架設完了(南面)
足場架設完了(吹き抜け)
エントランスホール 掲示板設置
調査・マーキング(手摺壁)
調査・マーキング(バルコニー軒天部)
タイル斫り(カッター入れ)
タイル斫り(撤去)
タイル張り
サッシガラス交換
竣工検査完了