分譲マンション大規模修繕施工事例
シャンボール片平大規模修繕工事
工事概要
- 工事期間 平成29年2月20日~平成29年6月30日
- 工事金額 3825万
工事内容
- 仮設工事
- 下地補修(クラック、浮き、爆裂、欠損)
- 外壁磁器タイル浮き注入・貼替え
- 外壁塗装(バルコニー・廊下・階段)
- 外壁タイル目地シール打替え
- 外壁サッシ廻りシール打替え
- バルコニーサッシ廻りシール打替え
- 磁器タイルクリアー塗り替え
- バルコニー壁・軒天塗装
- バルコニー手摺格子塗装
- バルコニー塩ビ防滑シート貼り
- バルコニー側溝・巾木ウレタン塗膜防水
- 縦樋交換
- 竪樋・隔て板塗装
- 外構廻り塗装
- ガラスクリーニング
工事に対して特に配慮した点
15年前に第1回目の大規模修繕工事を施工させて頂いた管理組合様ですが、日頃の一般修繕及び震災復旧工事の実績などの評価を頂き、第2回目野大規模修繕工事のご指名を頂き施工させて頂きました。
管理組合様とは、震災復旧工事で未施工になったバルコニー手摺外部・妻側タイル面の補修、防水性の低下したバルコニーの防水工事、腐食が始まって安全性が懸念されるバルコニースチール手摺の補修を中心に修繕計画を協議させて頂きました。
最も懸念されるのは未施工となっていた西側タイルの震災による損傷で、隣地駐車場への落下の可能性があるため早急な修繕が求められていました。バルコニースチール手摺の補修と共に、最優先で解決が求められる事案で待ったなしの状況とも言えました。
また、もう一つの懸念材料は、15年前の大規模修繕工事にタイルに塗ったクリアー塗膜の経年劣化による剥離が進み、建物全体の美観を損なっていることも課題の一つでした。原則的に塗り替える場合は剥離作業が必要ですが、残った2液溶剤系のクリアー塗膜は密着力が強く剥離作業は困難な状況でした。
3ヶ月半に渡る工事は騒音・粉塵の発生は避けられず、入居者様には多大なご迷惑をお掛けした次第ですが、毎度ながらの御理解とご協力を頂きトラブルや事故もなく竣工することが出来ました。入居者様には毎度ながら深く御礼申し上げます。
工事概要
◆ 外壁
-
施工前
-
施工完了
-
施工前
-
施工完了
-
施工完了
-
施工完了
◆ バルコニー床
-
施工前
-
施工完了
◆ バルコニー軒天部
-
施工前
-
施工完了
◆ 車路スロープ天井
-
施工前
-
施工完了
◆ 鉄部塗装
-
施工前
-
施工完了
-
施工前
-
施工完了
補修の状況
足場架設
調査・マーキング
調査・マーキング
軒天部爆裂補修
軒天部爆裂補修完了
タイル浮き注入穴の穿孔
エポキシ樹脂注入 ピン併用
タイル斫り
タイル張り
タイル目地
酸洗いの後タイル張り完了
外壁・軒天部の高圧洗浄
タイル目地&サッシ廻りシール打ち替え
タイルのケレン(剥離剤併用)
弱溶剤系2液型シリコンクリーアー塗布2回
スチール手摺溶接補修
塩ビ製縦樋の交換
バルコニースチール手摺塗装
バルコニー側溝ウレタン塗膜防水
バルコニー床塩ビシート張替え
竣工検査