マンション外階段磁器タイル補修工事 (タイル貼り替え・注入)  2009.11.21

階段の磁器タイル浮きは、タイルとモルタル(ボサモルタルという砂が多いモルタル)の界面の浮きと、モルタルとその下のコンクリートの界面の浮きの2種類が有ります。 クラックや欠損が生じたタイルの貼り替えの場合、面合わせをする為には踏面・蹴上げ下のモルタル(厚さ2.5cm程)を共に斫り取る必要があり、新規モルタルを仕上げてから磁器タイルを貼って行きます。 なお、築15年位になると同じタイルの入手は難しくな…

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マンション外階段 磁器タイル補修工事 (斫り) 2009.11.12

マンションの外階段は磁器タイル貼りのケースが多いですが、躯体の乾燥・収縮叉は地震などの挙動により劣化が進んで行きます。また、外部の場合には雨水の進入により冬季は凍結・融解を繰り返し、北面などでは凍害によるコンンクリート破壊が発生する事も有ります。(凍害) 今回の現場は大きな法面に階段が設けられ、擁壁で仕切ったスペースに磁器タイル張りの階段が位置していました。階段の擁壁側の磁器タイルは特に劣化が進み…

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 マンション擁壁クラック 磁器タイル補修工事

先日の手摺壁の磁器タイル補修工事に引き続き、マンションの擁壁に発生したクラックの補修工事を行いました。今回の補修箇所は長く傾斜の有る車路の擁壁ですが、磁器タイル目地のとなりに発生したクラックからエフロレッセンスが発生しているという状況でした。 タイルの貼り替えのためクラックと欠損が生じている箇所を斫った所、既存の磁器タイル目地の下には躯体の打継ぎ目地がなく、3.0cmほど位置がずれている事が分かり…

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手摺壁磁器タイル落下の補修工事 2009.11.06

築後12年のマンションの開放廊下の手摺壁に磁器タイル剥れが発生し、管理組合様より調査の要請を受けました。調査・報告の結果補修工事の依頼を頂きましたが、剥離の原因は躯体の施工不良に起因するものと思われます。 通常、磁器タイルの剥離の場合、磁器タイルと薄塗りモルタル境界面からの剥離か、または薄塗りモルタルと打ち放しコンクリート面からの剥離に分かれます。 しかし、今回の場合は躯体コンクリート自体が顕著に…

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