バルコニー床防水 パライージー工法

仙台ではようやく寒波が通り過ぎ、ようやく例年並の好天がやってきました。 今回は管理組合様より一世帯だけのバルコニー床防水改修の見積り依頼を頂き、一般的なウレタン塗膜防水と、パライージー工法(大関化学工業)の見積り書を提出させて頂きました。 通常の大規模修繕工事でこの種の工事を行う場合には仮設足場を使うので問題は有りませんが、一世帯のみとなると工程数が多く、作業性は悪くしかも割高な工事となりがちです…

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RC外階段j改修工事2009.12.12

マンションの外階段はコンクリート金鏝仕上げとなっていますが、踏面・蹴上げ・踊場はモルタル浮きやクラックが生じ、エフロレッセンスを発生して多いに美観を損なっていました。 排水ドレンは付いているもの多量の雨水は排出しきれなく、表面はウレタン塗膜防水が施されていましたが、築後10年余りでウレタン塗膜にフクレ・亀裂が発生し、防水機能は完全に失われています。 特に寒さの厳しい冬期間には雨水がモルタル内部に進…

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マンション外階段磁器タイル補修工事 (タイル貼り替え・注入)  2009.11.21

階段の磁器タイル浮きは、タイルとモルタル(ボサモルタルという砂が多いモルタル)の界面の浮きと、モルタルとその下のコンクリートの界面の浮きの2種類が有ります。 クラックや欠損が生じたタイルの貼り替えの場合、面合わせをする為には踏面・蹴上げ下のモルタル(厚さ2.5cm程)を共に斫り取る必要があり、新規モルタルを仕上げてから磁器タイルを貼って行きます。 なお、築15年位になると同じタイルの入手は難しくな…

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マンション外階段 磁器タイル補修工事 (斫り) 2009.11.12

マンションの外階段は磁器タイル貼りのケースが多いですが、躯体の乾燥・収縮叉は地震などの挙動により劣化が進んで行きます。また、外部の場合には雨水の進入により冬季は凍結・融解を繰り返し、北面などでは凍害によるコンンクリート破壊が発生する事も有ります。(凍害) 今回の現場は大きな法面に階段が設けられ、擁壁で仕切ったスペースに磁器タイル張りの階段が位置していました。階段の擁壁側の磁器タイルは特に劣化が進み…

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 マンション擁壁クラック 磁器タイル補修工事

先日の手摺壁の磁器タイル補修工事に引き続き、マンションの擁壁に発生したクラックの補修工事を行いました。今回の補修箇所は長く傾斜の有る車路の擁壁ですが、磁器タイル目地のとなりに発生したクラックからエフロレッセンスが発生しているという状況でした。 タイルの貼り替えのためクラックと欠損が生じている箇所を斫った所、既存の磁器タイル目地の下には躯体の打継ぎ目地がなく、3.0cmほど位置がずれている事が分かり…

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手摺壁磁器タイル落下の補修工事 2009.11.06

築後12年のマンションの開放廊下の手摺壁に磁器タイル剥れが発生し、管理組合様より調査の要請を受けました。調査・報告の結果補修工事の依頼を頂きましたが、剥離の原因は躯体の施工不良に起因するものと思われます。 通常、磁器タイルの剥離の場合、磁器タイルと薄塗りモルタル境界面からの剥離か、または薄塗りモルタルと打ち放しコンクリート面からの剥離に分かれます。 しかし、今回の場合は躯体コンクリート自体が顕著に…

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屋上防水補修工事 (ゴムシート仕上げ) 2009.10

仙台市内の築25年ほどのマンションの開放廊下天井が漏水し、管理組合様より調査を依頼され現場調査を行いました。 本建物は12年ほど前にゴムシートによる全面防水改修工事が行われていましたが、調査の結果、膨れ叉剥れは見られませんが、紫外線による収縮・硬化がしている状況でした。 特に出隅箇所はシートに収縮による亀裂が見られ、これが雨水の進入を許して躯体の平場・パラペット取合に廻り、亀裂箇所から廊下の天井に…

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屋上配管ラッキング塗装工事 2009.10.08

屋上の防水層には高架水槽に通じる配管が有りますが、冬期間の凍結防止対策のために電熱ヒーター付のラッキングで保護されています。屋上の配管ラッキングは常に風雨に晒されており、塗膜の変退色・チョーキングが発生し易く、また錆びて塗膜剥れが起き易い部位です。 基本的には3年から5年周期で塗り替えるのが理想的ですが、意外と長期修繕計画には入っていなかったり、長い修繕周期になっていて実際は放置されている事も少な…

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バルコニー避難ハッチの交換

マンションのバルコニー床に設置されている避難ハッチは、災害が発生した時の避難通路となる重要な設備ですが、通常は階段を降ろしてみることもない為余り馴染みのない設備の一つです。しかし、災害時にスムーズに作動しないと重大事となりますので、日頃の点検は重要です。 1年ないし3年おきの消防検査では不具合が有ると指摘が有り、状況によっては消防署から改善命令が届く事が有ります。枠が腐って脱落などの可能性がある場…

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エレベーター扉・枠塗装 2009.09.16

EV扉・枠の改修工事は最近硬質塩ビシート貼り工法が主流ですが、これには理由が有ります。 シート貼り工法の場合、塗装仕上げと異なって溶剤臭などが少ない事と、カットしてシートを貼る工法の為工程が少なくて短時間の作業が可能です。例えば10Fクラスのマンションならば2日間で終了し、居住者の皆様への負担が少ない事が大きなメリットです。 一方塗装仕上げの場合はケレン作業を伴い、塗装は少なくても2回塗りが必要で…

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