震災復旧工事 外壁タイル補修工事 2016.04.29

0305cyuunyu

震災復旧工事でのタイル補修工事では開口部廻りの損傷が多く、雑壁には特有のX型の破断性クラックが見られます。EVホール外壁は開口部が多く、損傷が激しい場合には貫通クラックや欠損などが生じる場合も有ります。 今回のケースではタイルのひび割れや欠損が見られましたが、躯体のひび割れまでは至っておらずクラックの注入作業は有りません。但し、タイルの浮きが生じている箇所落下防止にためにアンカーピンニング全面エポ…

続きを読む →

エントランスアプローチ床タイル張替え 2015.12.26

0817sekoumae (4)

マンションのエントランス廻りや犬走りの床タイルは浮きが生じやすく、時々張替え工事の依頼が有ります。床面は外壁タイルと異なってタイル目地やタイルのひび割れ箇所などから雨水が侵入しやすく、タイル接着モルタルの剥がれが生じます。特に、北面などでは冬期間の凍害に至るケースも有ります。 その他に、新設時の施工不良として接着モルタルのドライアウト(モルタル塗り材料が直射日光・風・下地の吸水などによる水分の急激…

続きを読む →

軒天部磁器タイルの浮き タイル張替え 2015.09.06

0824koutei (62)

ネットで賃貸マンションの外壁タイル改修のお申し込みを頂き、足場架設完了後に外壁タイルの調査‥マーキングを行いましたが、店舗天井面のタイルが広範囲に浮いていることが判明しました。 通常・軒天部は落下の恐れが有るためにタイル張りは行わず、一般的には塗装仕上げとすることが多い。しかし、バブル時期に竣工したこのマンションの1階店舗の軒天部はタイル張り仕上げとなっており、落下の可能性があるために張替えとなり…

続きを読む →

磁器タイル張替え 弾性接着剤 大規模修繕工事 仙台 2014.01.25

 仙台では最近少なった分譲マンションの震災復旧工事を施工中ですが、12月初旬から着工した物件も順調に工事が進み、北面外壁磁器タイルの貼り替えに取り掛かりました。  今年の仙台は例年にない寒さが続き、外部の作業では低温と昼ごろから強まる風が作業状の支障となります。風が強ければ塗料の飛散の可能性が有り、寒い日が続くと塗装だけではなくタイルの張替えにも影響が出始めます。  磁器タイルの張替えは通常セメン…

続きを読む →

磁器タイル張り替え02 マンション大規模修繕工事 仙台 2010.04.22

磁器タイルの砥り作業が終了するとタイル張り替えに取り掛かります。タイル面のクラック以外に躯体側にも発生しているケースがあり、その幅が0.2mm以上1.0mm未満はエポキシ樹脂低圧注入、1.0mm以上場合にはUカットシールで補修が必要です。 タイルの張替えに使用する接着剤は、ポリマーセメントモルタルやタイル用エポキシ樹脂とします。その後モルタルで目地詰めを行って仕上げて行きます。 なお、使用する磁器…

続きを読む →

磁器タイル張り替え マンション大規模修繕工事 仙台 2010.04.03

マンション大規模修繕工事の磁器タイル補修は、クラックと欠損及び磁器タイル浮きが対象となります。この中で貼り替えの対象となるのがクラックと欠損です。 磁器タイルのクラックは0.2mm以上の場合は漏水の可能性があり、設計仕様では張り替えとなっているのが一般的です。しかし、経年を経た躯体では挙動(地震など)により動いており、対象外の微細なクラックでも今後幅が拡大する可能性は残ります。また、欠損も同様で、…

続きを読む →