駐輪場タキロン屋根張替え工事 08.27

駐輪場の屋根はいわゆるタキロン(樹脂製の薄い波板)が多く使われていますが、紫外線による劣化により硬化・ひび割れ・破損に至ります。 耐用年数は通常のタイプで5年ほどと短く、雪の落下などで割れる事も多いですが、張り替える際には紫外線に強い耐候性のあるポリカーボネートタイプがお勧めです。 透明プラスチックの中で最高の強度 があり、また割れにくいとされています。 また、フックの取付け間隔が長いと風により飛…

続きを読む →

屋上ゴムシート保護塗装 その他の工事 08.24

屋上防水層以外にも紫外線により劣化が進行する箇所が有ります。例えばモルタル仕上げの塔屋RC階段・ハト小屋・配管の架台基礎モルタルなどは防水性が低下し、モルタル浮き・剥れ・凍害によるモルタル破壊が発生し易い箇所です。不良箇所があれば欠損処理を行い、ウレタン塗膜防水処理が望ましいでしょう。 また、パラペット立ち上がりフラットバーのシール打替えや、フラットバーのビスキャップ取付けなど、劣化により雨水が浸…

続きを読む →

屋上ゴムシート防水の保護塗装 08.22

ゴムシート防水工法はマンションの陸屋根に多く用いられていますが、これはゴムシートを重ね合わせてつないでいく防水工法です。伸縮性のあるシートを使うため、建物の構造を選ばず施工ができ、軽量であるためにコストも安価です。比較的長い耐久年数を持っていますが、シート自体が薄いため衝撃に弱いなど、接合部分の接着剤の耐用年数を考慮しなくてはいけません。 また、屋上の陸屋根という部分は有害な紫外線・酸性雨・黄砂・…

続きを読む →

鉄骨階段塗装工事 中塗り 上塗り 08.19

マンションなどの鉄骨階段の仕上げ塗料は、高純度の亜鉛を顔料にした油性ペイントのグラファイトペイントと、溶剤系のウレタン樹脂塗料が多く使われています。 グラファイトペイントは防錆性能が高いのが特徴ですが、塗膜が柔らかい為傷が付き易いのが弱点です。最近の塗装仕様はエポキシ錆止め+弱溶剤系ウレタン樹脂塗料2回塗りが主流となってます。 作業は最上階から段裏・柱・手摺の順に進め、その後ササラ桁・踏面・踊場の…

続きを読む →

鉄骨階段塗装工事 錆止め 08.18

鉄骨階段塗装工事の場合ケレン作業の次に重要な作業が錆止め処理ですが、この階段は過去3度の塗替えを行っていますが、縞鋼板・鉄骨との接合部・手摺や段裏の入り隅部には著しい発錆・腐食が見られました。 最近の一般的な塗装仕様によれば、ケレン+錆止め+中塗り+上塗りの3回塗りですが、今回は次のような特別仕様としました。①ケレン ②浸透性錆止め剤のタッチアップ ③エポキシ錆止めタッチアップ ④エポキシ錆止め全…

続きを読む →

鉄骨階段塗装工事 踊場縞鋼板張替え08.12

鉄骨階段の踊場・踏面は厚さ4.5mmの縞鋼板ですが、接合部からの水の浸入や水抜き穴腐食による腐食の為、薄くなって耐久性が低下して穴が開いた状況です。床全体にも歪みが生じて安全性が損われる事から、全面的に張替えと判断しました。 縞鋼板はアセチレンガスで梁との溶接箇所を切断し、梁をケレンの上錆止め処理を行って新規に取り付けますが、切断にはかなりの手間と時間を要します。作業の際には切断音とハンマーなどの…

続きを読む →

鉄骨階段塗装工事 踊場縞鋼板の腐食08.10

築後30年を経た鉄骨階段は踊場の縞鋼板の劣化が進み、発錆・膨張に伴って各所に端部の盛り上がり・段差の発生・腐食による穴明きが見られます。 原因は梁と縞鋼板の溶接方法に有り、縞鋼板の下端(裏側)が全溶接なのに対し、上端が点溶接になっている為に水が浸入して梁との間に溜まり、踊場全体に腐食が進行している事でした。縞鋼板の端部や接合部には発錆による盛り上がりや段差が生じ、全体的にも歪みが生じている状況です…

続きを読む →

鉄骨階段塗装工事 ケレン作業 08.07

鉄骨階段の踊場は鉄骨の上に縞鋼板が溶接で取り付けられていますが、30年も経過すると発錆・腐食が発生して劣化が進みます。 踊場・踏面などの縞鋼板は水捌けが悪く錆び易い箇所ですが、何回かの塗装工事の際のケレン作業により鉄板が薄くなります。薄くなった鉄板は凹んでさらに水が溜まり易くなり、さらに腐食が進行し易くなる傾向にあり、そのまま放置すると穴が空いてしまいます。 対応策として12.0mmφ程の水抜き穴…

続きを読む →

開放廊下鉄部塗装工事08.05

開放廊下の鉄部塗装の対象とな箇所は、パイプシャフト・消火栓ボックス・玄関扉枠・防火扉・防火シャッター(11F以上の階)・端子盤・蛍光灯・階段出入り口扉などが上げられます。 この中で錆が発生し易いのが手摺壁側の消火栓ボックス内部、パイプシャフト内部・玄関扉枠の下端あたりで、入念なケレンと錆止め処理が必要です。基本的にはスチール扉と同様に扉両面を塗装し、出来れば下端の枠・底部などをタッチアップ(不良箇…

続きを読む →

開放廊下他 鉄部塗装工事08.03

マンション修繕工事の中で最も修繕周期の短い工事が鉄部塗装工事ですが、一般的には雨掛かり箇所3年・その他5年周期といわれています。 長期修繕計画に定期的な鉄部塗装工事が定められている事が望ましいですが、現実には竣工後12から15年目の大規模修繕工事で初めて行うケースも多い様です。 特に発錆・腐食が進行し易い部位は屋上ラッキング・ボックス関係、廊下の外部手摺側にある消火栓ボックスなどです。特にボックス…

続きを読む →