外壁塗装 ウレタン シリコン フッ素樹脂塗料 マンション修繕工事サイト仙台 2010.06.16

最近のマンションの外壁は磁器タイル仕上げが大半ですが、共用廊下やバルコニーの外壁・軒天部など多くの場合は塗装仕上げとなっています。
一般的な分譲マンションの長期修繕計画の場合、第1回目の大規模修繕工事の時期が築後12年位になっていますが、実は、この時期は外壁に塗られた塗料の塗り替え時期とも重なります。
外壁の塗装仕上げは水性系の塗料が塗られていますが、その中でもアクリル ウレタン シリコン フッ素樹脂塗料などに種類が分かれ、その性能と耐久性は異なります。一般的には塗膜の耐候性の差といわれており、アクリル ウレタン シリコン フッ素樹脂塗料の順にグレードは高くなります。
15年位前の建物の場合にはアクリル叉はウレタン樹脂塗料が使われていますが、現在の分譲マンションの外壁の塗り替え仕様ではシリコンが主流となっています。つまり、よりグレードの高い塗料を使って耐久性を持たせ、ロングコストの削減を目指しているのです。
例えば、塗り替えの周期はウレタン樹脂塗料 7年~8年 シリコン樹脂塗料 10年~12年 フッ素樹脂塗料 15年~20年などと言われています。
なお、最近戸建住宅塗り替えのお客様に関心の高いフッ素樹脂塗料ですが、材料代だけでシリコンの3倍程する高額な塗料の為、マンションを初めとする共同住宅では一般的に使用されていません。それと、たとえ耐久性の有る塗料でも、大気汚染物質や雨だれ汚染は防ぎようがなく、美観の維持の観点からの塗り替えが必要になる事も有ります。
また、よく有る質問ですが、外壁の塗り替え工事の場合にはローラー工法が主流で、マンションの新築時に見られる様な吹付塗装は行われません。吹付け工法の場合には塗料の飛散の恐れがあり、特に入居者様がお住まいのマンション内での使用には適さないからです。また、施工する側にしても養生に手間がかかる為、作業性の良い刷毛塗りとローラー塗りの併用となります。
※「外壁塗装工事について」 マンション修繕工事サイト仙台
下塗り(微弾性フィーラー塗布)
02中塗り
中塗り(シリコン樹脂塗料塗布)
01下塗り
上塗り(シリコン樹脂塗料塗布)
03上塗り
施工完了
04施工完了
関連サイト 「マンション修繕工事サイト仙台」
【仙台で外壁改修、塗装、防水を中心とした大規模修繕工事に特化した明和】

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坂野宏三
■マンション修繕 工事アドバイザー マンション管理組合様、賃貸マンションなどのビルオーナー様のお客様担当をさせて頂いています。大規模修繕工事の外壁調査・診断から、外壁改修・塗装・防水・金物工事などの工事もお気軽にご相談下さい。 資格:一級建築施工管理技士(監理技術者)・マンション維持修繕技術者・マンション改修施工・管理業務主任者

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