共用廊下 塗装仕上げ工程 マンション大規模修繕工事 仙台 2013.03.23

マンション大規模修繕工事の中で塗装工事の範囲として、共用廊下・バルコニー・階段室の壁や天井・手摺壁が含まれます。現在では刺激臭の有る溶剤系塗料は使わず、塗装の仕様は水性系の塗料が一般的に使用されています。 下地補修工事やタイル貼り・シーリングなどと異なり、塗装の仕様については注目度は少し低いようで、実際入居者様にとっては、どのような作業が行われているかは余り馴染みがないと思います。 しかし、塗装工…

続きを読む →

マンション 震災復旧工事 雑壁の欠損補修 仙台 2013.02.16

震災復旧工事で調査・マーキングを行う際、大規模修繕工事と異なって見られる特有の損傷があります。特に多いケースが雑壁のX字状貫通クラックや、壁の外部・内部に発生した顕著な欠損、又は大きな被害になると壁の段差や下端鉄筋の座屈等があります。 その中で被害の大小を問わず見受けられるのがサッシ廻り入隅部などの欠損で、廊下やバルコニーの2F~4Fにかけて特に多く見られる症状です。ちょっと見ると単なるひび割れに…

続きを読む →

マンション震災復旧工事 調査・マーキング 仙台 2013.02.01

今回着工した賃貸マンションの調査・マーキングが開始され、最初に共用廊下側の外壁や手摺壁・妻側磁器タイル面から作業は始まりました。吹付け面は下地補修後に仕上げ塗装が予定されている為、マーキングは水性のスプレーマーカーを使用しますが、磁器タイル面は養生用のテープとマジックを使用し、全て打診を行いながらマーキングをして行きます。 マーキングはクラックの幅・浮き・欠損・爆裂などの種類に応じて色分けし、全て…

続きを読む →

賃貸マンションの震災復旧工事着工 仙台 2013.01.16

昨年末で4物件の震災復旧工事が完了し、年明けからは公共工事に関する下地補修や塗装などの工事がメインになっています。殆どの管理組合様としては年末までの工期を希望されるわけで、どうしても竣工予定が複数重なってしまうという現実があります。 しかし、12月に入ってからは例年にないような寒い日々が続き、下地補修・タイル張替え・塗装などに少なからず影響を与えています。冷温でエポキシ樹脂注入などの硬化が遅れ、エ…

続きを読む →

マンション占有部 天井面からの漏水 修繕工事仙台 2012.12.14

この寒い時期になると良くあるのが室内の結露による下の階の部屋の漏水問題です。マンションではファンヒーターなどによって暖房されている部屋が多いですが、室内は湿気がこもってガラスやサッシの枠に多量の水滴が付着して床に流れます。老朽化したマンションでは結露水が床に流れ、コンクリートスラブへと運ばれて広がり、ここにひび割れがあると下の階に漏水が生じます。 漏水の原因は当初サッシ枠と躯体に隙間が生じた為、外…

続きを読む →

マンション大規模修繕工事 玄関扉調整 仙台 2012.11.26

震災復旧工事で必ず出てくる工事に玄関扉の調整が有ります。東日本大震災の際に玄関スチール扉枠が変形し、扉があかなくなったり枠に擦れて開閉不良になるケースが当てはまりますが、築後20年位になると良く見られる症状です。 最も多い扉の開閉不良の調整の方法は一旦扉を挙げて撤去し、丁番にM10のワッシャーを挿入して扉自体を持ち上げ、扉の下端の当たりを解消してやります。ワッシャーの枚数は扉の傾きにもよりますが、…

続きを読む →

マンション震災復旧工事 バルコニー隔て板撤去による工事 2012.09.01

マンションの震災復旧工事で最近多いのがバルコニー側の補修ですが、雑壁に大きな欠損や破断性のクラックがない場合、比較的簡易な仮設足場での工事が目立っています。 本来はバルコニー全面に足場を架設して全面を養生ネットで覆いますが、この方法では各階に仮設の昇降階段を設置して各階のバルコニーの隔て板を一時撤去します。作業員は撤去された隔て板を通ってバルコニーに入り作業を行います。 この場合、入居者様のプライ…

続きを読む →

避難ハッチ腐食に伴う交換工事 大規模修繕工事 仙台 2012.07.03

古いマンションやアパートでは、ベランダの避難ハッチが腐食して使い物にならないケースが有ります。今回、築40年になるアパートの場合はひどく腐食が進行し、交換の際既存の蓋を開けようとしたら明かず、バールを使用してこじ開ける状況でした。 古いタイプの避難ハッチは枠や梯子がスチール製で、腐食すると非常時には梯子が降りなかったりして機能を果たしません。枠の周りはシール処理していますがやがて破断やひび割れが生…

続きを読む →

マンション 機械式駐車場パレット塗装工事 仙台 2012.05.26

インターネットからお申し込みのあった機械式駐車場パレット塗装工事が完了し、管理組合様の検査を経てこの度竣工しました。このマンションは築6年を経過していますが、パレットは塗装仕上げの為発錆が進行し、クルマ止めなどを中心に錆が広範囲に広がっています。 最近のパレットは溶融亜鉛メッキ(いわゆるドブ漬けメッキ)仕上げが多くなり、塗装仕上げと比べると凍結防止剤の付着による錆の発生は少なくなっています。しかし…

続きを読む →

マンションバルコニー手摺改修工事 大規模修繕工事 仙台 2012.05.15

【改修に至る経緯】 築年数の古いマンションのバルコニー手摺はスチール製が多く、最近のアルミ手摺と違って定期的な鉄部塗装は欠かせません。しかし、足場かゴンドラを架設しないと施工は難しく、第2回目以降の大規模修繕工事で行うケースが多い。 外部に面している為雨や紫外線にさらされている鉄部の劣化は進み、築30年を経過するマンションでは発錆や塗膜剥がれ・編退色以外に、支柱やパイプなどの根回りに雨水が侵入し、…

続きを読む →