修繕設計の内容とその目的

0731koutei (1)

大規模修繕工事の修繕設計に当たり、建物の調査・診断を行い、どれくらいの修繕が必要なのか、また、そもそも本当に修繕が必要なのかを確認する必要があります。通常は、管理会社、建築設計事務所、施工会社に依頼しますが、管理会社や建築設計事務所は修繕設計全体から施工業者選定のサポートから工事監理まで、一連の業務を契約するケースが多いですが、施工会社では調査・診断・報告書と見積書の提出までは無料のケースも少なく…

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コンサルタントの役割とその必要性 2015.10.29

0513koutei (1)

これは意外と知られていませんが、建築基準法上、大規模修繕工事という定義はありません。しいて云うのなら「大規模の修繕⇒修繕する建築物の部分のうち、主要構造物(壁、柱、床、はり、屋根又は階段)の一種以上を、過半(1/2超)にわたり修繕することをいいます。」があり、この修繕工事の場合建築確認申請が必要となります。 10年~15年に一度足場を設置し外壁の補修・塗装を施しその時に防水・鉄部塗装等も同時に施工…

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コンサルタントの実情とその選定 2015.09.19

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マンション大規模修繕工事では一般的になっているコンサル業務ですが、現在では設計・施工・工事監理に分けて計画を進める手法が主流となっています。 その為、管理組合様では大規模修繕工事の立案に当たってはまず最初に、どこのコンサルタント(建築設計事務所や管理会社・NPO法人など)を選定するか重要な課題になります。管理組合様によって各々事情は異なりますが、理事や修繕員からの推薦や日頃お付き合いの深い管理会社…

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設計監理方式と責任施工方式の意味とは? マンション大規模修繕工事 仙台 2016.01.09

マンションの大規模修繕工事の発注形態については、「設計監理方式」と「責任施工方式」(設計施工方式)に分けられますが、現在最も主流となっているのが、「設計監理方式」です。また、「責任施工方式」は信頼の置ける施工会社数社に呼びかけ、調査診断・修繕基本計画・修繕設計・工事費見積な出を依頼し(殆どの場合無料)、そのうちから一社を選んでそこに大規模修繕工事も請負わせる方式です。 「設計監理方式」は管理組合様…

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